わたしの空の狭さについて
こないだ一瞬だけ東京を通過したんですけど、やっぱり東京の辺は空が広いですよね
東京といえば空が狭いんじゃね?って人が多いと思いますけど、自分からしたら東京って空が広いんですよ
関東平野っていう巨大な平野の上にあるから、高いところから見れば遮るものがない
だから高速道路なんかから見ると、もう遥か遠くまでビルと住宅街を見渡せるんですよ
まぁそれはビル郡の中ではあんまりわからないんですけど
自分が育ったY梨県だとそうはいかない
高い建物なんてものはないから、いくらでも見渡せるんですが、結局視線は山にぶつかってしまってもうその先はない
広いといっても、それは初めから制限が、終わりが見えている広さなんです
だからY梨の空は私にとって狭いものなんですよ
私が田舎育ちだから余計に東京の空は広いと思うんですね
たぶん都会育ちにはまた別の空の広さがあるんでしょうかね
塔山森著作リストと雑感
作品集四冊しか出てなかったんでこないだ揃えちまったんですが、いざ届いてみれば内容だだかぶりでガックリ
暇つぶしに収録作まとめたんで、後続の被害者を減らす助けになればとここに公開します
死ぬなミミズ フランス書院Xコミックス (1993/5/10 第一刷発行)
- 崑崙南華楼の想い出
- 甲州街道はもう秋なのさ
- 死ぬなミミズ (前後編)
- PATRIOT
- Kのトラック
- びろびろ (全二話)
- 夜の伯爵
- (あとがき)
お姫さまといろいろ フランス書院Xコミックス (1993/9/10 第一刷発行)
- じょおうさま
- 登山者たち・続登山者たち
- かもしだ君の漂流記
- とうげのわがや
- るすばん・るすばんの続き・るすばんの続きの続き
- ゴム
- こんな娘といいなできたらいいな
誘ってあげる フランス書院コミック文庫 (1998/5/31 第一刷発行)
- ブノンペンの秋
- 鶏男
- 崑崙南華楼の想い出
- 甲州街道はもう秋なのさ
- 死ぬなミミズ (前後編)
- PATRIOT
- Kのトラック
- びろびろ (全二話)
- 夜の伯爵
こんな娘といいな フランス書院コミック文庫 (1998/5/31 第一刷発行)
- こどものくに (全三話)
- じょおうさま
- 登山者たち・続登山者たち
- かもしだ君の漂流記
- とうげのわがや
- るすばん・るすばんの続き・るすばんの続きの続き
- ゴム
- こんな娘といいなできたらいいな
見ての通り文庫版作品集は先に出た二冊の増補版って感じですね
唯一文庫化されるときに削られた死ぬなミミズのあとがきには、キャラの名前やタイトルなんかの元ネタ紹介と新人としてのいきごみなんかが軽く書かれてます
判型とかのこだわりがないなら文庫版作品集を買うのが無難ですね
ついでに
・誘ってあげるで追加収録された『鶏男』『ブノンペンの秋』の二篇は山本直樹名義の作品集『学校』にも収録されてるんで、大きい画面で見たい人はそっちをあたるといいかもしれません(こっちには作者本人による作品解説も収録されてます)
・この四冊の他に最近復刊ドットコムから『塔山森選集』なんてのも出てるみたいです(びみょーに高いから買ってないけど)